FREDERIC 第四夜開幕

お待たせしました!
FREDERIC第四夜、いよいよ開幕です。

ショパンイヤーの連続企画「FREDERIC」もいよいよ4回目。
自分の音楽と出会い、スタイルを身につけたショパンは、いよいよその才能をこれでもかっと発揮していきます。

今回のFREDERICは、ショパンの真骨頂とも言える曲目の連続でおおくりします。

最高に脂の乗った音楽家時代のショパンに出会いにいらっしゃいませんか?

2つのポロネーズop.26 
ノクターンop.27 
12の練習曲op.25 
スケルツォ第2番 変ロ短調op.31

など、ショパン好きにはたまらない....
ショパン弾きには、鬼のような...状態で、お待ちしています!

日時    9月25日   22:30 

会場    当日発表 予定

たっぷり2時間。
FREDERICの世界をご一緒しましょう!


Read Users' Comments ( 0 )


一年間を通して、ショパンの一生をめぐるFREDERIC

先日の第一夜には、平日の夜にもかかわらず、

多くのお客様にお越しいただき大変感謝しております。


本日の告知は、その続きでござます。


今回は、8月11,12日と、2夜連続でお送りしたいと思います。


まず、11日。

ウィーン、パリと活動の場を移すショパンの足跡を追いかけます。

すでに、作曲家、音楽家が多く活躍していたパリで、

ショパンは、活路を見出すため、ある選択をします。

それは、ヴィルトーゾと呼ばれる名人たちのための技巧を凝らした作品を作ること。

これでもか、と超絶技巧の粋を凝らしたショパンの名曲をどうぞ、お楽しみください。


続きまして、12日は、ショパンの初恋に焦点を当てます。

「ピアノの詩人」と呼ばれるショパンのいよいよ本領発揮です。

初恋の女性へ送ったとされるワルツを初めとして、

いつくもの叙情的な音楽をお届けできることと思います。


体力勝負な部分もございますが、

どうぞ、皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。


開演は、どちらも22時の予定です。


夏の短夜を、

ご一緒させていただければ、幸いです。



Read Users' Comments ( 0 )

さて、7月のAmatu定期公演は、会場をラウンジに移し、オペラを中心に取り上げました。

会場がラウンジということ、

それから、クラシックの世界では夏は音楽祭シーズンということもあり、

いつもとは多少違ったものをお届けしようと思ったのが、きっかけです。



現役のオペラ歌手の協力も無事得ることでき、

私自身とても楽しい時間を過ごすことができました。



お越しくださった皆様にも、心からお礼申し上げます。

平日の、夜という悪条件にもかかわらず、

たくさんのお客様に、聞いていただける。

この幸せを、これからも、演奏を通してお返しできれば、と思います。



7月定期演奏会の曲目、および一言。



 私のお父さん~ジャンニスキッキから~ 

プッチーニのオペラからの選曲です。

恋人とどうしても、結ばれたい娘は、この歌を歌って、父親に助けを求めます。

「このお願いを聞いてもらえないなら、私は身を投げてしまうわ。」

その言葉を聴いて、動かない父親がいるでしょうか。



 ウィーンの夜会のパラフレーズ~こうもりより~

 毎年、ウィーンの一年は、このオペラで終わります。

なかでも、12月31日の夜公演は、ガラパフォーマンスもあり、大変な賑わいです。

ちょっとけだるく、とびきりおしゃれに。

そんなウィーンっ子の大好きなオペレッタです。序曲から、数曲アレンジしました。

 

 ワルキューレの騎行~ヴァルキューレより~ 

ご存知ワーグナー。ブリュンヒルデの出撃の曲です。

私は、「騎行」をずっと「奇行」だと思っていました。

音楽を聴いて、「さもありなん」と思っていたある日、師匠に、大笑いされました。

そんな切ない思い出の曲です。



 歌に生き愛に生き~トスカ~

歌いだしは、「Vissi d'arte Vissi d'amore」

悩める歌姫トスカは、恋人への信頼と、愛情に悩み、神様へこう問いかけるのです。

「歌にいき、愛にいき、あなたに忠実に生きてきたのに、なぜ、これほどに苦しめるのですか?」

神様の答えは、どうだったのか。

それは、ぜひオペラをご覧ください。

プッチーニ作曲。



 サムソンとダリラの主題による幻想曲

サン=サンス作曲のフランスオペラです。

怪力サムソンと、その秘密を探るために彼に近づく妖艶な美女ダリラ。

この二人の主題をつかった幻想曲です。

この二人、ちっとも愛情はなかったのでしょうか?

私には、そうは思えませんが・・・。



 薔薇の騎士の最後の二重奏によりソナタ

ドイツオペラの名曲「バラの騎士」の最後のデュエットを使ったソナタです。

求婚の為の銀のバラを、女性に届ける使者を、「バラの騎士」といいます。

ところが、その使者と、女性が互いに恋に落ちたら・・・。

ドイツオペラの特徴とも言える長い長い最後の二重奏です。



 蝶々夫人の面影

日本を舞台にしたオペラです。

結婚式の音楽から、ドラマチックな最後まで、

オペラの情景が伝わるような音楽に構成されています。

余すところなく、オペラを盛り込む。

そうすると、こんな風になるのでしょう。

2時間半のオペラが、12分に。



 ホフマンの舟歌

3部構成のホフマン物語。

その中のヴェネツィアの幕、ラストの曲です。

愛した女性に、影を奪われたホフマンは、

この曲とともに、自分の下を去る女性を見かけます。

どこか、おっとりとして、それでいて、エキゾチック。

ゴンドラの乗りながら、さっていく女性。

「これは夢なのだ、さあ眠って忘れてしまえ」という合唱の歌声に、

ホフマンは、ますます現実との境目を忘れるのです。



 花の二重奏~ラクメより~

ドリーブのオペラ「ラクメ」は、インドを舞台にした物語です。

ヒロインのラクメは、この歌を侍女と歌いながら、

ジャスミンなどの薫り高い花々を、次々とつんできます。

いくつもの重なる音が、波紋のように広がっていく曲です。



 カスタ・ディーバ~ノルマより~

「清らかな女神よ」と訳されるこの曲は、ソプラノ歌手の難関といわれる難しい曲のひとつです。

この曲を歌うには、覚悟がいります。

舞台は、ローマ。

ドルイド教の巫女王と、ローマ仕官との恋物語です。

リストの「ノルマの回想」とは、また違う。

透明なノルマの世界を表現できれば、と思いました。

私のノルマのイメージは、「青い女神」です。



Aria

 

 ある晴れた日に 

蝶々婦人からのアリアです。

長崎で、2週間暮らしただけの夫を待つ、

蝶々さんは、この曲を歌いながら、そのときを夢見ています。

「ある晴れた日に、この海の先に軍艦が見えて・・・」

と歌いだされるこの曲は、この先を暗示するかのように、

少しドラマチックすぎるメロディが盛り込まれています。



 ドレッタの夢

これもプッチーニ。

「つばめ」というオペラの曲です。

大変に短いオペラで、単独で演奏されることはめったにありません。

「こんな恋ができなら・・もうそれでいいの。それが、ドレッタノ恋。それが、ドレッタノ夢。」

そんな風に彼女は、歌い上げます。

ピアノから始まり、オーケストラに音を引き継ぐちょっと珍しい曲です。

高音の美しさが、これでもか、と凝縮された大好きなアリアです。



 アベマリア

ヴェルディのオペラ「オテロ」からの曲です。

本来ならば、この前に「柳の歌」というものが入り、

そのまま、この曲に続きます。

悪い予感に襲われながら、

デズデモーナは、この曲を歌い、最後の眠りに落ちるのです。



 ロミオとジュリエットの二重奏

グノー「ロミオとジュリット」のバルコニーの場面での曲です。

予定していた曲ではありません(笑)

「私のジュリエット」とロミオが歌いだし、

「私のロミオ」と答える。

幸せいっぱいのロマンチックな曲です。



 そは彼の人か

ヴェルディのオペラ「椿姫」

主人公ヴィオレッタは、

「私が待っていたのは、あの人だったの?」と、自分の心のゆれをこう歌います。

歌いだしは「E storano....(不思議だわ・・・不思議だわ・・)」

恋の予感に戸惑い、喜び・・葛藤する。

本当に、女心は、複雑です。。。



歌と、ピアノで、重なった曲は、ピアノ側で、一言書かせていただきました


Read Users' Comments ( 0 )

コンサートのお知らせ




きっと中には、もう知ってるさ・・という方もいらっしゃるかもしれません。
そして、「いつも急だよね」という方もおっしゃるでしょう。

おそらく、後者の方が大多数だと思いますが・・・めげずにご案内させていただきます。。


明日、6月9日 23;00(日本時間)
Bulebird SIMの一周年のお祝い、ということで、演奏させていただきます。会場は、BAR Argent Daphne
とても素敵な雰囲気の大人のBARです。

会場はこちらから
http://maps.secondlife.com/secondlife/BlueBird/175/195/2525


そして・・もう一件。
こちらは、私にしては珍しい週末。

6月11日 23:00~ amina Aeon in Forlic
こちらは、1時間と短いお時間ですが、「ジューンプライド」をテーマに、
幸せいっぱいの曲をお届けします。
さわやかな初夏を感じていただければ・・と思います。

会場は、こちらから。
http://maps.secondlife.com/secondlife/DROBAK%20village/177/192/22

丸投げで、申し訳ないのですが・・・こちらに記事を載せてくださっていますので、よろしければ、ごらんくださいませ。
http://memolypress.com/






Read Users' Comments ( 0 )

演奏会 本日です

当日のお知らせで、申し訳ないのですが。
本日 22時より ピアノを弾かせて頂きます。
場所は、大変すてきな青いお庭です。
ショパンやリストなど、
どこかで聞いたことのある曲を、たっぷり2時間お楽しみ下さい。

場所は、あとで私を捕まえて、聞いて下さい。
出先からのご連絡ですので、URLなどのせられなくて、
すみません。

取り急ぎご案内でした。


Read Users' Comments ( 1 )

演奏会のお知らせ

昨日のお天気とは、うって変わったような曇り空ですね。
皆様、いかがおすごしでしょうか?

さて、いくつかピアノを弾く機会をいただきました。
詳細は、近日中にお知らせいたしますが、
一つは来週に。
もう一つは6月の平日の予定です。

ただいま来週のものの曲目を選んでいます。
会場が、印象的な青いお庭ですので、
青いイメージの曲を演奏しようと思っています。


Read Users' Comments ( 0 )

さて、復活です。

秋以来の更新です。
その間何をしていたかは、あえて聞かないでください。
別に、悪いことをしていたわけは、ありません。
かといって良いことをしていたわけでもないのですけれどね。

近々、演奏会の予定はあるのですが、まだお知らせするほどには、
何も決まっていないので、さて・・・何を書くかな・・と思案中。
ここは、私の愛器の紹介をしよう、と思い立ちました。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
SLでの演奏会の際、私はスタジオに3台のピアノを用意します。
正確には、用意していると言うか・・おいてあります。
協奏曲の練習をする際、そうそうオーケストラとはあわせません。
その場合、一台のピアノで、オーケストラパートを弾き、
もう一台で、ピアノのパートを弾く、と言うことになります。
3台の内の2台は、このために常に置いてあるピアノです。

残る一台は、そのときの演奏曲によって違います。
今現在は、ベーゼンドルファーという会社のものが置いてあります。
このピアノは、私がピアニストになると決めたときに、師匠2人と買いに行ったものです。
いくつも並んだ、ピアノの森の中から、このピアノを選んだわけは、
たった一つ。
このピアノだけが、頑なに私を無視したからです。

先日のスランプで、私は、このピアノを半ば力技でねじ伏せました。
「ムネーモシュネー」という異名を持つこのピアノは、しぶしぶと私を主と認めたばかりです。
それでも、毎日触れるたびに、その音が変わっていくのを感じます。

そのたびに、ピアノも人と同じだと納得するのです。

これから、何度もお聞かせする機会があると思います。
その際には、ぜひともこのピアノの異名を思い出していただければ、と思います。
「ムネーモシュネー」とは、記憶を司る女神の名です。

このピアノと奏でる曲は、
やさしい記憶を思い出させるものであってほしい。

日々そう思いながら、お稽古をしています。


Read Users' Comments ( 0 )