
少し前のことですが、中秋の名月に、SLでもお月見を。
この日はRLは、昼間は雨。
ただし、それがよかったようで、雲の隙間から見える月は、いつにない白さでした。
一日中ほぼ、音楽のことしか考えていない生活を始めて、8年ほどになります。
毎日、音と向き合い、嫌になるほど練習をしても、ダメなことはあります。
そんなときに、ふっと思い出すのは、自然の音に耳を向けろ、といった先人の言葉です。
「自然の音で、耳触りになるものは、一つとしてないのだ」
というその言葉を思い出したのは、このお月見会場の虫の音が、すばらしく良かったからです。
秋のひと時を、ゆっくり、虫の音を聞きつつ楽しむ。
そんな時間もSLなら、いつでも楽しめそうですね。


船着き場で、勝手に演奏しています。
本日のお客さまは、この御三方。いつも、楽しく聞いてくださるうれしいお客様です。
曲目は、リスト、リスト、リスト。
超絶技巧ばかりが、注目されるリストですが、実は、ロマンチストさんなのです。
ただし、弾くにはちょっとばかり集中力と、気合が必要です。
というのも・・・楽譜を追いかけつつでは、間に合わないのです・・指が(笑)
リストを弾きたくなったきっかけは、この風景。

終わりと、始まりが混ざりあったこの場所。
ゲーテの詩を思い出しつつ、バッハを弾いていましたが・・どうもしっくりこない。
何かが違う・・??
おそらく、バッハでは軽やか過ぎるのでしょう。
で、選んだのは、リストの「夕べの調べ」
超絶技巧練習曲11番。練習曲じゃないだろっ!と、突っ込みたくなるものではありますが、
実は、難しいのは・・・頑張って弾いているように、みえない努力だったりします。
音楽が、緩やかなだけに気を抜くと必死さが、漏れてしまって聞くに堪えないことになる。
リストの曲はおおむね、そうなんですが・・これはとくにそう(汗)
初めの和音と、それに続くメロディが、この曲の印象を決めます。
私は・・遠くから聞こえる鐘の音をイメージしています。
その後は、実は音を追いかけるのに必死です(笑)
家に帰りたいような・・・帰りたくない。
安らぐ場所はあるのに・・・そこではない、なにかを探している・・・。
そんな旅人へささげる一曲です。

秋になると、バッハを弾きたくなる。
「ふんふ〜ん♬」と上機嫌で、楽譜を引きずり出し…
そこで、大概思考がとまる。
私は、バッハが苦手なのだ。
あの何とも古風な、それでいてオシャレなバッハ。
ついつい眠くなってしまうバッハ。
バッハの演奏の難しさは、一つには、楽器が違うことがあるとおもう。
例えば、チェンバロで弾けば、自然に減衰してできる音の切れ目、
音と音との受け渡しが、ピアノでは、難しい。
ならば、ペダルを踏めばいいのだが、
これでは、音に色気が出すぎる気がする。
で、ペダルを踏まずに、滑らかにかつ小気味良く、
音を繋ぐことになるのだが・・・。
テヌートとスタッカート・・・・。
この二つをどう一緒にひけとーーーーー!!
と、頭を抱えたくなる。。
私のバッハ嫌いの要因は、じつはそこ。
ともあれ、しばらくはバッハにチャレンジ!
お気に召しましたら、拍手をお願いします。
「ふんふ〜ん♬」と上機嫌で、楽譜を引きずり出し…
そこで、大概思考がとまる。
私は、バッハが苦手なのだ。
あの何とも古風な、それでいてオシャレなバッハ。
ついつい眠くなってしまうバッハ。
バッハの演奏の難しさは、一つには、楽器が違うことがあるとおもう。
例えば、チェンバロで弾けば、自然に減衰してできる音の切れ目、
音と音との受け渡しが、ピアノでは、難しい。
ならば、ペダルを踏めばいいのだが、
これでは、音に色気が出すぎる気がする。
で、ペダルを踏まずに、滑らかにかつ小気味良く、
音を繋ぐことになるのだが・・・。
テヌートとスタッカート・・・・。
この二つをどう一緒にひけとーーーーー!!
と、頭を抱えたくなる。。
私のバッハ嫌いの要因は、じつはそこ。
ともあれ、しばらくはバッハにチャレンジ!
お気に召しましたら、拍手をお願いします。

waterland3に新しくオープンしましたカフェ。
オーナーは、イタリアの方で、Aoifeさんとおっしゃいます。
17日22:00からオープニングリサイタルをさせていただきました。
・・・SSがなくて済みません。
ちょっと撮る余裕がありませんで。。。。
演奏曲は、ほぼ予定どおりでしたが、
途中で、1時間には足りないことに気がついたので、
2曲プラスしました。
オペラからのアレンジで、
O mio bambino caro
vissi d'arte
アンコールには、Sunnyを。
カフェのぐらいのスペースで、話でもしながら、
気楽にきいてもらえるのも、良いなぁ、というのが、
正直な感想。
演奏会とは違った空気でたのしい。
カフェに入り浸って、一日2ステージとか、
RLのばーのようにできたら良いかも・・・と、
妄想は膨らむばかりです。
来てくださったみなさま、ありがとうございました!
今日も22:00〜
JapanIslandで、ございます!
お待ちしています~。
オーナーは、イタリアの方で、Aoifeさんとおっしゃいます。
17日22:00からオープニングリサイタルをさせていただきました。
・・・SSがなくて済みません。
ちょっと撮る余裕がありませんで。。。。
演奏曲は、ほぼ予定どおりでしたが、
途中で、1時間には足りないことに気がついたので、
2曲プラスしました。
オペラからのアレンジで、
O mio bambino caro
vissi d'arte
アンコールには、Sunnyを。
カフェのぐらいのスペースで、話でもしながら、
気楽にきいてもらえるのも、良いなぁ、というのが、
正直な感想。
演奏会とは違った空気でたのしい。
カフェに入り浸って、一日2ステージとか、
RLのばーのようにできたら良いかも・・・と、
妄想は膨らむばかりです。
来てくださったみなさま、ありがとうございました!
今日も22:00〜
JapanIslandで、ございます!
お待ちしています~。

調子に乗って、引き受けていたら、思わずこういうことになっていました。
次回からは気をつけようと思います・・・。
・・・・ということで、演奏会の日程でございます。
9/17 22:00~
EeFa's coffee and music
Aoife Marvilleさんのカフェのオープニングリサイタルです。
カフェへは、こちらからどうぞ
http://slurl.com/secondlife/Tordangle/14/166/30
9/18 22:00~
Japanisland ノクターンの森
定期演奏会
こちらは、今回はジャズに挑戦!と口がすべってしましました(笑)
ノクターンの森へはこちらから
http://slurl.com/secondlife/JAPAN%20ISLAND/190/74/2
9/19 22:00~
音の森 中央広場
音の森のオープニングイベントに参加させていただきます。
ピアノの音を聞きながら、ダンスもできるようです。
音の森へはこちらから
http://slurl.com/secondlife/train%20train/64/64/2
どちらも、予定は1時間です。
ええ・・あくまでも予定でございますよ・・はい。。
音の森だけは、90分間の予定です。
どうぞ、お時間ありましたらお越しくださいませ
おそらく、いくつも曲は重なると思われます・・・その点だけはご容赦くださいませ。
次回からは気をつけようと思います・・・。
・・・・ということで、演奏会の日程でございます。
9/17 22:00~
EeFa's coffee and music
Aoife Marvilleさんのカフェのオープニングリサイタルです。
カフェへは、こちらからどうぞ
http://slurl.com/secondlife/Tordangle/14/166/30
9/18 22:00~
Japanisland ノクターンの森
定期演奏会
こちらは、今回はジャズに挑戦!と口がすべってしましました(笑)
ノクターンの森へはこちらから
http://slurl.com/secondlife/JAPAN%20ISLAND/190/74/2
9/19 22:00~
音の森 中央広場
音の森のオープニングイベントに参加させていただきます。
ピアノの音を聞きながら、ダンスもできるようです。
音の森へはこちらから
http://slurl.com/secondlife/train%20train/64/64/2
どちらも、予定は1時間です。
ええ・・あくまでも予定でございますよ・・はい。。
音の森だけは、90分間の予定です。
どうぞ、お時間ありましたらお越しくださいませ
おそらく、いくつも曲は重なると思われます・・・その点だけはご容赦くださいませ。

ベートーヴェン
ピアノソナタ第8番ハ短調作品13
『大ソナタ悲愴』(Klaviersonate Nr. 8 c-Moll "Grande Sonate pathétique" )
みなさんよくご存じの「ベートベンの悲愴」というやつである。
3楽章からなるソナタ形式
私はおおよそ20分で、この曲を演奏する。
有名なのは、2楽章目
ゆったりなだらかに、少々切なげに流れるメロディであろう。
悲愴:[名・形動]悲しく痛ましいこと。また、そのさま。「―な面持ち」「―感」。
なのだそうだ。
ただの「悲しい」よりも、辛い状況なのだな、ということはなんとなくわかる。
しかし、私の演奏は、多分それほどに深刻ではない。
悲しいけど・・その先に希望はあったり。
辛いけど・・・それなりに楽しいことを思い出せたり。
落ち込んで、つらくて、悲しくて・・・それでも、ふっと微笑むことができる。
または、悲しすぎて笑ってしまったり。
そんなイメージを、2楽章に持っているからだ。
だから、私の悲愴は、他の演奏家に比べて、
明るい・・・。
絶望の中にある明るさ、とでもいうのかな。
それを、織り込もうとしているといってもいいかもしれない。
ピアノソナタ第8番ハ短調作品13
『大ソナタ悲愴』(Klaviersonate Nr. 8 c-Moll "Grande Sonate pathétique" )
みなさんよくご存じの「ベートベンの悲愴」というやつである。
3楽章からなるソナタ形式
私はおおよそ20分で、この曲を演奏する。
有名なのは、2楽章目
ゆったりなだらかに、少々切なげに流れるメロディであろう。
悲愴:[名・形動]悲しく痛ましいこと。また、そのさま。「―な面持ち」「―感」。
なのだそうだ。
ただの「悲しい」よりも、辛い状況なのだな、ということはなんとなくわかる。
しかし、私の演奏は、多分それほどに深刻ではない。
悲しいけど・・その先に希望はあったり。
辛いけど・・・それなりに楽しいことを思い出せたり。
落ち込んで、つらくて、悲しくて・・・それでも、ふっと微笑むことができる。
または、悲しすぎて笑ってしまったり。
そんなイメージを、2楽章に持っているからだ。
だから、私の悲愴は、他の演奏家に比べて、
明るい・・・。
絶望の中にある明るさ、とでもいうのかな。
それを、織り込もうとしているといってもいいかもしれない。

「poco a poco」
少しづつゆっくりね、というイタリア語だ。
昔、手仕事をしているおばあちゃんが、よくそう言いながら、
糸を器用に紡いでいた。
で、なんとなく、タイトルいに採用。
SLで、ピアノを弾くようになって、はや一ヶ月と少し。
観客との距離が近く、楽しさは、RLとも変わらない。
が・・・その分私の悪い癖は出やすくなる。
興が乗ると延々と弾き続ける。
説明もなくただ弾く・・。
ついに、友人から苦情が出た。
「せめて、タイトルぐらいは教えてくれ・・」と。
で、このプログである。
SLのこと、音楽のこと、少しづつ書いていこうと思う。
独断と偏見にとんだ、解釈や意見になっているはず。。
それでも、こんな風に考えて弾いているんだな、と、
温かく見守っていただければ・・・・。
どうぞ、よろしくお願いします。
少しづつゆっくりね、というイタリア語だ。
昔、手仕事をしているおばあちゃんが、よくそう言いながら、
糸を器用に紡いでいた。
で、なんとなく、タイトルいに採用。
SLで、ピアノを弾くようになって、はや一ヶ月と少し。
観客との距離が近く、楽しさは、RLとも変わらない。
が・・・その分私の悪い癖は出やすくなる。
興が乗ると延々と弾き続ける。
説明もなくただ弾く・・。
ついに、友人から苦情が出た。
「せめて、タイトルぐらいは教えてくれ・・」と。
で、このプログである。
SLのこと、音楽のこと、少しづつ書いていこうと思う。
独断と偏見にとんだ、解釈や意見になっているはず。。
それでも、こんな風に考えて弾いているんだな、と、
温かく見守っていただければ・・・・。
どうぞ、よろしくお願いします。

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